タツミ建装は木を知り尽くしてその魅力を最大限に活かした工事を行なっています。
千葉県大網白里市の大網小学校の工事では、地元の「山武杉(さんぶすぎ)」を使いました。地元の木を使うのは、その土地の気候や風土で育った木で造るものは丈夫で長持ちするからです。
杉は木材用語で「源平もの」とよばれる赤白が非常にはっきりした品種で、山武杉は特に赤みが強く黒に近い種類です。これは土地の土壌の影響と言われています。一般には使いづらい木材とされていますが、特徴を活かした小学校らしい楽しい造作になりました。
東京都清瀬市のけやきホールでは、ホール内の音が適度に拡散するように、檜のリブ(突起)を床で作り壁面に立ち上げる工事を行ないました。階段はタモの積層材を用いました。